アレッサンドロ・ベヴェラリ
Alessandro Beverari
Clarinet
1988年ヴェローナ生まれ。9歳よりクラリネットを始める。2009年ヴェローナ音楽院を最優秀で卒業。2008年にヴェローナを代表するオーケストラ、アレーナ・ディ・ヴェローナとモーツァルトのクラリネット協奏曲でデビュー。その後2009年より2011年までピアチェンツァ音楽院(イタリア)にてパオロ・ベルトラミニの薫陶を受ける。2012年から2016年までジュネーブの高等音楽院にてロマン・ギュイオに師事、修士号を取得。さらに2016年よりローマ・サンタ・チェチーリア音楽院にてアレッサンドロ・カルボナーレのもと研鑽を積んだ。
室内楽にも積極的に取り組み、ピアニスト石井美由紀のアンサンブル等と定期的に共演している。ワレリー・ゲルギエフ、準メルクル、アンドリス・ポーガらの指揮によるPMFオーケストラにも参加。
これまでに第16回マルコ・フィオリンド国際クラリネット・コンクール(トリノ)、第15回東京音楽コンクール、第9回アウディ・モーツァルト・クラリネット・コンクール(ロヴェレート)優勝。2018年には第4回ジャック・ランスロ国際コンクールにて優勝、併せて聴衆賞・浜中賞を受賞した。2019年第16回チャイコフスキー国際コンクール木管楽器部門ではクラリネット奏者として最高位となる第3位に入賞した。同年レオシュ・ヤナーチェク国際コンクール優勝。
東京フィルハーモニー交響楽団首席クラリネット奏者。東京在住。