上江 隼人
Kamie Hayato
東京藝術大学卒業、同大学大学院修了。2005年(財)江副育英会オペラ奨学生として、08年明治安田クリオティブ財団の奨学生として渡伊。06年ディマーロ“Val di sole”イタリア音楽コンクール優勝。
11年ヴェルディ・フェスティバル「イル・トロヴァトーレ」のルーナ伯爵で国際的評価を得た。国内では、二期会「ナブッコ」タイトルロール、「道化師」トニオ、「ドン・カルロ」ロドリーゴ、「リゴレット」タイトルロール等に出演。15年、ブッセートでのヴェルディ・フェスティバルでも「リゴレット」を演じ大成功を収めた。16年、二期会/パルマ王立歌劇場/フェニーチェ劇場提携公演「イル・トロヴァトーレ」ルーナ伯爵、新国立劇場「アンドレア・シェニエ」ルーシェ、日生劇場「セビリアの理髪師」フィガロで出演。18年、新国立劇場開場20周年記念特別公演「アイーダ」アモナズロ、二期会〈三部作〉より「外套」ミケーレ/「ジャンニ・スキッキ」タイトルロール、10月グランドオペラ共同制作「アイーダ」アモナズロで出演。NHKニューイヤーオペラコンサートなどでも活躍。
藤原歌劇団には、19年「ラ・トラヴィアータ」のジェルモンで初登場、続けて同年「ランスヘの旅」ドン・アルヴァーロで出演。20年「リゴレット」タイトルロールでは喝采を浴びた。21年「ラ・ボエーム」マルチェッロで好評を得ている。
その他、「上江隼人 バリトンリサイタル2020」が令和2年度文化庁芸術祭新人賞を受賞するなど、国内外で高い評価を得るバリトンの逸材として注目を集めている。
第24回五島記念文化賞オペラ新人賞受賞。
藤原歌劇団団員。千葉県出身。
出演コンサート
11/ 7 (日) 15:00- 大阪:ザ・シンフォニーホール 『華麗なるガラ・コンサート』