小堀 勇介
Yusuke Kobori
国立音楽大学卒業、同大学大学院修了。新国立劇場オペラ研修所第15期修了。2016年文化庁新進芸術家海外研修生として1年間、伊ボローニャへ留学。第7回静岡国際オペラコンクール入選及び三浦環特別賞受賞。第36回飯塚新人音楽コンクール第1位。第16回東京音楽コンクール声楽部門第2位。
14年、沼尻竜典作曲「竹取物語」の石作皇子/大将として出演。留学中は故A.ゼッダ氏のもとで研鑽を積み、16年ペーザロにてロッシーニ・アカデミー公演「ランスへの旅」リーベンスコフ伯爵、カナダのルーネンバーグにてロッシーニ・オペラ・アカデミー2016「ラ・チェネレントラ」ドン・ラミーロで出演。帰国直前にオーストリアにてチロル祝祭歌劇場公演「アルジェのイタリア女」リンドーロで本格的欧州デビューを果たした。17年に帰国し、びわ湖ホール公演「連隊の娘」トニオで出演。
藤原歌劇団公演18年「ラ・チェネレントラ」ドン・ラミーロでデビューし注目を浴び、19年「愛の妙薬」ネモリーノを好演。その他、仏メドック音楽祭のデュオ・コンサート、伊ローマにてモーツァルト(指揮:西本智実)「戴冠ミサ」及び「レクイエム」のソリストを務めるなど、海外でも活躍。本年、兵庫県立芸術文化センター「メリー・ウィドウ」カミーユで好評を博すなど、主にレッジェーロの役柄をレパートリーにしており、若手テノールとして注目を集めている。
日本ロッシーニ協会会員。福島県出身。https://www.kobori-tenor.com/